
合格へ向けて効率的な学習を!
合格に必要な知識を効率よく学習することが大切です。
効率よく学習するために、ブループリントを必ず押さえておきましょう。
試験を知る
試験の概要が把握しきれていない方は、概要を確認しておきましょう。
また、ファイブアカデミーでは、直近の第4回試験について、講師による講評を提供しています。
公認心理師とは、公認心理師法に基づいた、心理職の国家資格となります。
その目的として、「国民の心の健康の保持増進に寄与する」ことが条文に記されています。
2017年に公認心理師法が施行されて以降、4回の試験が実施されています(その他に追加試験を1回実施)。
第5回試験は2022年7月ごろに予定されています。
直近の第4回試験では、21,055名が受験し、12,329名が合格しています(合格率:58.6%)。
半数以上の方が合格されていますが、しっかりと学習していなければ、合格できる試験ではありません。
受験者の80%以上が、受験区分G(通称Gルート:5年以上の実務経験を有する者)での受験者になります。
この受験区分Gは、2022年9月までに行われる試験についての特例措置となっており、2022年7月実施予定の第5回試験が最後の受験機会になります。
また、受験区分Gでの受験には、現任者講習会の受講が必須となります。
ブループリント(公認心理師試験設計表)は、公認心理師試験出題基準の各大項目の出題割合を示したものです。
公認心理師試験は、ブループリントに基づき、心理職に対するニーズが高まっている近年の状況を踏まえ、社会変化に伴う国民の心の健康の保持増進に必要な分野を含めた幅広い分野から出題するほか、頻度や緊急性の高い分野についても優先的に出題します。
公認心理師試験出題基準とは、公認心理師試験の範囲とレベルを項目によって整理したものであり、公認心理師試験の妥当な内容、範囲及び適切なレベルを確保するために、試験委員が出題に際して準拠する基準をいいます。
公認心理師試験の内容や範囲に関わるため、公認心理師試験に臨むにあたって、目を通しておきたい資料といえます。
2021年11月開講
ブループリント重要キーワード講座
出題基準をおさえて、合格を目指す!

ファイブアカデミーでは、第4回試験は
「勉強を積み重ねていないと合格することは難しいが、努力が報われる可能性が極めて高い試験であった」
と考えています。
そのため、第5回試験に合格するためには計画的に学習を進めておくことが非常に重要です。
また、国家試験である以上、毎年の難易度は大きく変化しません。
過去問題や模擬試験をうまく活用することが重要です。
これまでの過去問題からの出題傾向をふまえて、知識を習得し(インプット)、身につけた知識について過去問題や模試を活用して実践的に確認する(アウトプット)ことが非常に重要です。
- 前回の試験より、難易度はやや易化したと考えられる
「心理学を勉強していて、聞いたことない…」というワードが、問題や選択肢において、ほとんど目立なかった(グルタミン酸、スノーボールモデル、グレリン、レプチン など) - 投映法・描画法に関する出題が減った
- 5択2答問題が減った
第2回は24問、第3回は21問、今回は12問 - 過去問題と類似する問題があった
問題17:関与しながらの観察(第1回追加試験 問14) - 時事問題が出題された
問133&問149:感染症
- 心理学史、各種のアプローチなど、幅広い分野から出題された
問4(心理学史)、問94(G. Batesonの二重拘束理論) など - 覚えるべきことと出題数のバランスが難しい
- 発達、社会、知覚、感情、脳・神経など、幅広い分野から出題された
問25(ホルモンの作用)、問102(動機づけ理論)、問111(認知的不協和) など - 言葉の意味を知っているだけでは、解けない問題が出題されている
傍観者効果といじめの関連を検討する
- やや易化し、概要や基礎的な内容が問われていた
問6(因子分析)、問59(パス解析・疑似相関)、問82(t検定と分散分析) など - 分析手法の使い分けや仮説検定について、出題されなかった
仮説検定の考え方など
- やや易化し、過去の試験で出題された検査の一部が問題になっていた
問16(神経心理学的アセスメント)、問37(成人への心理検査の施行目的) など - 英語表記のみのテストバッテリーに関する問題が出題されなかった
- 問題や選択肢で取り上げられている心理検査の数が少なかった
- 心理支援・療法と人物や疾患の組み合わせが問われた
問81(論理情動行動療法)、問141(行動療法)、問144(トラウマ) など - 心理支援・療法の内容が問われた
問57(司法場面における認知面接)、問117(複雑性悲嘆に対するセラピー) など
- 精神症状は、疾患と症状の対応など、オーソドックスな問題が多かった
問98(アルツハイマー型認知症)、問104(統合失調症)、問119(学習障害) など - 身体症状は、「聞いたことない…」と考えられるワードは、ほとんど出題されなかった
問26(くも膜下出血)、問28(Ⅰ型糖尿病)、問121(うつ病) など - DSM絡みの精神症状の問題は、やや難化した可能性がある
問13(神経発達症)、問14(PTSD)、問136(BPD) など
- 医療・教育・司法/犯罪・産業/組織(難しくなった)
細部を問う問題が出題されており、法律や関係機関の概要のみを押さえているだけでは解答に窮した
問24(保護観察)、問30(特定健康診査と特定保健指導)、問33(労働基準法が定める時間内労働の上限規制)、問131(学校教育に関する法規等) など - 福祉(難易度変わらず)
基本的な知識、事例との関連など、従来の試験と類似する傾向が見られた
問53(要保護児童対策地域協議会)、問79(児童虐待)、問107(児童福祉法) など - 公認心理師法など(難易度変わらず)
基本的な知識、具体的な臨床場面など、オーソドックスな問題が多かった
問1(公認心理師法)、問34(スーパービジョン)、問110(チームアプローチ) など
学習計画を立てる
4つの時期に分けて学習を進めましょう。それぞれの時期で、学習目標を明確にして、取り組むことが大切です。
また、2022年7月までにおよそ2か月ごとに実施される模擬試験は自分の現在地を知るうえで非常に有効です。ぜひ活用しましょう。
オススメの学習スケジュール
学習範囲の確認と学習環境の整備
試験に向けて自分が学習しなければならない範囲を知ることから始めましょう。
過去問題や問題集、模試を利用すると良いかもしれません。
その上で、試験までの学習計画を立てましょう。
学習計画に基づき、自身の学習に必要だと思われる教材や講座等を検討し、整備していきましょう。
これらは言わば、試験学習の環境を整えるための準備です。
この環境が早く整うほど、試験勉強に向けた良いスタートダッシュが切れます。
2021年10月開講
レギュラー講座
インプット&アウトプットの効果的サイクルで合格を目指す!

得意・不得意分野の洗い出し
計画的に学習を進めましょう。
この時期に一通りの範囲に目を通すことを目指し、自身の得意なところ・不得意なところを洗い出しましょう。
得意・不得意を洗い出すためには、過去問題や模試等の演習を利用することが効果的です。
自身の理解度と残りの試験までの時間を考慮し、必要であれば学習計画やスタイルを再検討・修正することも考えましょう。
不得意分野の集中対策
継続的な演習を通して、不得意な分野について集中的に対策を行いましょう。
この時期に苦手分野に対してしっかり対策をすることで、直前に慌てることなく試験に臨めるようになります。
また、得意分野についても時間が経つと忘れてしまう可能性があるため、定期的に知識を確認しておく必要があります。
本番想定の演習
試験本番を見据えて、本番を想定した演習に取り組みましょう。
時間配分や会場の雰囲気をつかむために、模試の会場受験を利用することも有効です。
学習ではあまり新しいものに手を出しすぎず、自身がこれまでやってきた学習を振り返ると良いでしょう。
当日の持ち物や会場までの道のり等の確認・準備を入念にしておくことが、本番の良いパフォーマンスにつながります。
2022年6月開講
直前対策講座
最後の追い込み!
重要ポイントを重点的に対策

試験に受かるという自信
新しい参考書などに目を通すのではなく、これまでの試験勉強で使用していたテキストや模試などを復習して、過去に自分が間違えたところを確認しましょう。
自分が解けるようになった問題などを再確認し、「試験に受かる!!」という自信を作り上げることが大切です。
模試を活用する
模試の結果から合格に至るまでの現在地を確認しつつ、その時期にあった学習を行うことが合格への近道です。

模試のメリット
- 現在の実力を把握できる
- 強み・課題を確認できる
- 本番の雰囲気や緊張感を体験して、試験慣れできる
- 定期的に受けることで学習のペースメーカーになる
2021年11月実施
キックオフ模試
問題の本質を理解する力を徹底強化!
第5回試験に向けたスタートはここから

2022年1月/3月/5月実施
完全予想模試
合格に直結!
試験本番のシミュレーション模試

2022年6月実施
Theファイナル模試
試験直前!
試験前最後の模擬試験

※デジタルパンフレットはこちら
2022年度 公認心理師資格試験対策 全力講座
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