「パーキンソンの法則」を使って効率的に勉強しよう!

はじめに

みなさんこんにちは。ファイブアカデミーです。

試験勉強は順調に進んでいますでしょうか?

ところで、心理職を目指される方々の大きなお悩みの一つに「試験勉強の時間が無い」ということがあります。

「今思い返すと、学生の頃はあんなに時間があったのに…」と昔を振り返っても、仕事や家事で日々は過ぎていき試験本番は刻一刻と近づいていきます。

そのため大人になってからの受験は「いかに時間を上手く使うか?」という新たな課題が出てきます。

もちろん、ファイブアカデミーの動画講座の音声のみを「流し聞き」していただくのも時間の有効活用といえます。

今回はそんな有効な時間活用術のためのキーワードをご紹介しますので、ぜひ日頃のスケジュールのご参考にしていただければ幸いです。

パーキンソンの法則って?

「パーキンソンの法則」はイギリスの海軍歴史学者であるパーキンソン氏が1950年代に提唱した法則です。

これは、簡単に説明しますと「仕事や勉強などのタスクは、使える時間を目いっぱい使い切るまで終わらない」という法則です。

分かりやすい例が「会社など職場での会議」です。

効率よく進めれば1時間で終わる会議も、会議用の時間を最初から2時間取ってあると、

結局2時間かかってしまう、といったご経験はあるのではないでしょうか。

勉強時間を効率よく作るには?

ではこれを試験勉強にあてはめてみましょう。例を2つあげてみます。

①「今日は日曜で時間がたっぷりあるから…」という気持ちで勉強を始めたら時間をかけた割には意外と進まなかった。

②「今日は早起きできたから出かけるまでにここまで終わらせる!」という気持ちで勉強を始めたら予定通りに終わった。

いかがでしょう?①はパーキンソンの法則にはまってしまった状態といえます。

つまり、勉強に使える時間分だけ勉強は延びていくということです。

そうすると「時間の割には進まなかった」ということになります。

「勉強の時間が無い」と感じているときには、知らず知らずのうちにこういった過ごし方をしているかもしれません。

反対に②のように自分で予め期限を決めて取り組むと、思ったよりも進んだ…という経験もあるのではないでしょうか?

例えば、朝早く起きて30分時間を取り、

「30分でここまで終わらせる!」と決めて取り組んでみて、どうだったか実験してみるのも良いかと思います。

もちろん最初は、目標設定や勉強の進度が上手く調整できないかもしれません。

しかし繰り返すうちに自分にとっての「30分集中すれば終わらせられる量」というのが段々つかめてくるかと思います。

時間の使い方の秘訣は、実はこんなところにあるのかもしれませんね!

おわりに

というわけで今回は「パーキンソンの法則」についてご紹介しました。

心理学を勉強していくと人間の記憶や認知の仕組みなども知ることができます。

そういった事もぜひ、ご自身の勉強にも役立てていって時間を有効に使っていきましょう!

今回の投稿は以上となります。

ここまでご覧いただきありがとうございました。